2016年12月29日木曜日

トーハク劇場

東京国立博物館=トーハクさんからお誘いいただき、トーハク劇場という考古館の展示室の中で行われる考古演劇を見学させていただきました。子ども向けのプログラムなのですが、とても面白かったです。
実際に役者さんが縄文人や弥生人や古墳時代人の風体でふらりと展示室にやってきて子どもたちや、見学のお客さんを巻き込みながら楽しく展示を説明していくという「劇」です。
参加の子どもたちは、最初照れたりしてなかなか盛り上がらないのですが、役者さんの手練手管で徐々に巻き込まれ、最後にはキャッキャっと楽しんでいました。
劇場の時代は縄文から古墳まで、1時間でざっと進んでいくのですが、結構盛りだくさんなのに飽きた子どもはいませんでした。
もし自分の子どもと考古を楽しみたい方はぜひ次回参加して見たらいかがでしょうか?
来年夏のトーハクキッズデーで再演するとのことです。

縄文ZINEはとくに子ども向けという訳ではないですし、わかりやすいことに懐疑的なのですが、色々とヒントをいただいたような気がします!
最後に弥生人と縄文人と記念撮影。

あと、ラスコー展にも行ってきました。
いやーこちらの石器人もなかなかどうして。




2016年12月16日金曜日

なんだこれは

とは火炎土器を初めてみた岡本太郎さんの言葉ですが、
先週末、國學院大学で行われた火炎土器を中心とした
フォーラムを聞きに言ってきました。
どのスピーカーのお話もすごく面白かった。
「なんだこれは」をいきなりひっくり返すようなお話があったり
沖縄のかっこいい蝶形骨角器があったり
文様デザインを淡々と解説したり…などなど

誰でも入れる國學院大学の博物館では
2/5まで新潟から国宝やら重文の火炎土器がやってきているので
ぜひ見に行ったらいいと思います。
本物はやっぱりすごい。

1点火炎土器の変わり種がやってきてます。
この時代のこの地域では三角形土版という
三角形の焼き物がたくさん出ているんですが
その三角形土版が火炎土器にくっついています。
これ、文様のルールが厳しめの火炎土器の中では
かなり変わったタイプじゃないですか?!

三角形土版