2016年10月21日金曜日

北の縄文道民会議


縄文ZINE4号にも広告を載せていただいている「北の縄文道民会議」ですが、
あの小さい広告だけでは何のこっちゃわからない方もいたかもしれないので
ここで補足です。

現在、北海道と青森、秋田、岩手の4道県の18の縄文遺跡群は
世界遺産の候補となっています。
「北海道・北東北を中心とする縄文遺跡群」というくくりです。

世界遺産になるにはいくつかのステップがあって、
簡単に説明すると、
(1)ユネスコの暫定リストに載る
(2)日本政府からユネスコに推薦する
(3)現地調査を経て、審議・登録
(ざっくりとですが、間違ってたら指摘してください)

そして現状は、2009年に「北海道・北東北を中心とする縄文遺跡群」として
(1)のユネスコの暫定リストに載ってから
残念ながら(2)の国の推薦とはなることができないでいます。

なぜ選ばれないかは、多分色々な要因などがあると思うので
はっきりとしたことはなかなか言えないのですが
(次号縄文ZINE5号ではその辺の話も少しできればいいなと思っています)
一つには市民レベルでの盛り上がりが足りないんじゃないか?ということもあります。

「北の縄文道民会議」は北海道を中心にした市民の団体で
北海道の縄文文化の魅力をアピールするイベントや、様々な発信で、
世界遺産登録に向けて道民みんなで盛り上がろう! 
ということを目的にしています。


http://www.jomon-do.org


ということで決して怪しい団体ではありません。
もっと簡単に言いますと、
縄文好きの北海道のおじさんたちが「エイエイオー」と
縄文を盛り上げている団体。
と言ってよいでしょう。
もしご興味があればホームページなどのぞいてみてください。
北海道に住んでいなくても会員にはなれますよ!

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