2016年2月24日水曜日

中央線と縄文ZINE

中央線沿いのたくさんのお店に縄文ZINEは置いてある。いろいろな場所のいろいろなお店に声をかけ弊誌を置いてもらっているのだけど、中央線沿線ではほとんどのお店で快諾してもらっている。こう言ってはなんだけど、この優しさが人を堕落させるのだろう。
国分寺にある超山田堂(ちょやまだどう)というお店にも縄文ZINEは置いてある。ここは古くからある中央線文化を煮詰めた上に煮しめたような古本屋だ。誰かにとっての掘り出し物しかない中古レコード、CDと古本とおもちゃと、元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎の絵のTシャツが圧縮陳列されている。縄文ZINEを置きがてら縄文話をだらだらとして楽しい時間をすごさせていただいた。2200円のTシャツを買おうとして、細かいお金が無く、1万円札を出したところ、ちょっとおつりが無いと言われ、一緒に行った友人に千円札を借りて3000円で払おうとしたところ、やはりおつりが無いと言われた。ここは個人タクシーばりにおつりが無い店だ。国分寺に行くことがあれば超山田堂に行ってみて下さい。
高円寺に新しい人という古道具屋がある。このお店にも縄文ZINEは置いてある。新しい人のオーナーは小池さんで、このお店だけで通用する独自通貨「こい券」を発行している。そのありようはまるで現代アートのように現実への批評になっている。高円寺に行くことがあれば新しい人をぜひのぞいてみて下さい。

縄文時代はお金という概念の無かった時代だ。物々交換と貸し借りで1万年やってきた時代です。弊誌「縄文ZINE」はフリーペーパーです。
2015.9

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